柩/___
 
らの 赤くの、剥けた、より多くの
−そして読む。

降りしきるどちらの、
まだ
蝶結びの、

目を、雪、
そして、を。

きみはむけた、きみを
むけた、きみなしの、言葉たちの遠ざかった無垢のそばへと。




みみずばれの空、反芻する 
目たち、
そしてを、

雪を、読む、
その
設定を、黒く
もみの木の
盲目で。

強訴して、かわるがわる、極地に、―衛星
うごかなくなったものをはみながら

感情、
上の空にも後ろにも舌をさされ、
とばされて。







感情、
あの、ふるえない真実で
どうしようもない

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