雨音/
mac
毛布に包まり
目だけ窓を見る
怠けてると思われても
今日は仕方が無い
雨で古傷が痛むのだから
毛布に包まり
自分の体温で自分を温めてる
そんな感じがたまらない
いろんな言葉が脳裏に浮かび
どこかへ流れていく
雨どいはまっすぐに
あの日に伸びて
言葉を流そうとするけれど
ひびから少しずつ漏れて
そうか心臓に落ちて
溜まるのか
それも雨の日なら
別に構わない
どうせ溜まって溢れ出ても
誰かに聞かれはしないのだから
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