本音/
短角牛
寂しいときには
歌を歌う
一人っきりのエレベーターの中で
たった15秒の僕だけのステージ
やさしい言葉を叫びとばす
寂しいときは
眠らない
ベッドの上ですごく眠くても
現実にいる間の居心地悪さがしっくりきて抜けれない
故にこそ
儚い自分を装って
それでもなんだか足りなくて
窓に映った自分を見つめ
明日への元気を口ずさむ
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