どこまでも/
春日野佐秀
何で 人は進むのだろう
どこまで行けば 気が済むのだろう
どこで この道は尽きるのだろう
どこまで この道は続いているのだろう
人は生きるために歩き続ける
人は歩き続けるために生きる
谷を流れる川のごとく
ゆっくりと時に激しく
二度と通らぬ道を
しっかりと心に刻んで
どこまでもこの道を行く
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