中国語指導法と詩の朗読/里欣
が、かつての日本にもあったはずだと思う。それができなければ、異質な響きをすべて拒否する排他的な耳になってしまい、世界が広がらない。創造的な活動は、まず解釈不可能な世界に、耳を傾ける続けるところから始まるのではないか、と改めて思った。」
私の指導法は実際、一年前から音声のまねからという試みを始めた。
この間、けっこう上級の生徒さんも、講座を聞いて、新鮮な感銘を受けた、一からまた受講をしようといってくれた。
ちなみに、詩のボクシング香川本選で聞いたもう一つの感想は、出場者の詩や音声にも独自の文体があった。それは個性であり、自分を閉塞するかもしれない。
その中、岡本里奈氏と影山氏の朗読に、ある世界の創出の可能を感じた。
残念なのは、二氏も全国大会へ今回いけなかった。
でも、これは越境創作者の私にだけ伝わったのかしら。
いずれ成功することを祈る。
さあ、今日は自分の作業に集中しよう。
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