夜と夕方の終わり/
吉岡ペペロ
夜の街から
夕方の終わろうとする街へゆく
帯状に赤黒く焼けたむこうは
焦げたピンクに冷えてゆくようだった
そのうえには透明とブルー
さらには夜が降りていた
夜と夕方の終わりが同居する
星はその境にまで散っている
夜の街から
夕方の終わろうとする街へゆく
帯状に赤黒く焼けたむこうは
焦げたピンクに冷えてゆくようだった
そのうえには透明とブルー
さらには夜が降りていた
戻る
編
削
Point
(2)