秋が・・・ラプラタの詩人へ/
アハウ
午前の陽が
空間に満ち満ちて
こぼれそう
木々の緑に
この陽光は 留まり
深い瞑想の光合成が
効率よく 静かに浸透して
一葉は重く 沈む
地球の裏側で
ラプラタ川のほとりで
眠りの木々に
優しい挨拶を送る 君がいる
宵のはじめに
書き付けた 言葉は
この地球を貫き
私の言葉となる
ラプラタで一人静かに
川辺を見つめる 君が
この 秋の陽光の中に染み渡り
私は 木々と光を謳う
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