オンガク/かのこ
 
めた
14歳の女の子は、音楽にときめいた
そして、淋しさが始まったと思った
でも、本当に始まったのは世界だった

物事の触れられない裏側を疑い
そして君のその淋しさの真髄を恋う

多分一生どうすることも出来ない
この気持ちをどうにかしようとしている、18歳
多分一生どうすることも出来ないと、わかっているけれど
望みがあると思うから生きてる

形ある旋律を歌えば
その上で、だけ
ときめきと淋しさは互いを補い合い
君と僕は一つになる

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