「フロンティア・ブルー」/Rin K
月の瞳に
海が映るのか
海の鏡に
月が潤むのか
旅立ちはいつだって
こんな夜の、ブルー
マストを背にした
ひとつひとつの心に
青はなにを
語りかけるのだろう
「海賊賛歌 一番)」
海の宇宙じゃこの船も
群れを離れた星屑だ
風に任せて生かされる
僕らにカタチはあるものか
それでも僕らは海賊さ
この世にないものなんてない
あったとすればそれはまだ
見つけていない宝島
〜エヴァー・ブルー〜
「冒険者の証言」
羅針盤など
とうの
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