しずんでいく、永遠/
かのこ
にじゅうまるの太陽
みなもにうかぶ
光と風のたわむれ
最後は月の花
ぎんいろはしずんでいく
しずんでいく
もっともっとこころの底
見えなくなるくらい
しずんだら
照らしてくれる
やわらかな道しるべ
しずんで
きみはいない
何度ふれ合っても
はじめとおわりはいつもひとりぼっちで
寒くもないし暑くもない
こころの波風だけ、かぞえて
永遠がすぎていくのを待っている
待っている
ここが永遠
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