欠陥/
あおば
に
金色の月が
ぼんやりと
漂っている
子供のための絵本
銀色を使うのは
難しいと作者は思う
ギンイロギンイロ連なって
ギンヤンマが空を飛ぶ
紅い風船が何処までも追いかけて
秋の空は高く
羊の雲も群がって
何時までも食べ続けていて
飽きることがないようだ
銀色の宿題を忘れたままで
大人になってしまい
慌てているのが現状です
銀紙で丸く包んだチョコレートに手を伸ばすのは当然だと気がついた。
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