■■■    strange summer    ■■■/じゃんじゃっく
 


覆い隠せないものを
覆い隠すように

白い雲が青い空に
かぶさってら

まるで
神様とのデートを
邪魔してるようさ

僕らはいつまでたっても
天空へは辿り着けないんだ

ゆっくりと模様を変えながら
風に流されて行く

そんな風に僕らも
何処かへ流してくれよ

いつまでたっても
青にならない信号機を
ただ ぼんやり眺めながら

無愛想に立つ鉄塔と
くの字に曲がった街灯を見てた

地平線をなぞるように
電線は張り巡らされ

僕らのエナジーを届ける
永遠に 何処までも

フェルメールの光の
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