月面/ルイーノ
 
ッキブラシがどこまでも
呼んでいるよな月面を
小さな瞳に映し込んだ
君とミルクで
乾杯もよかった
彗星の尾を散らし
汗ばむ
他人の吐息をぶつけ合う
秒針が重なる頃合いには
君の大事なベイビーが
デッキブラシの月面を跳ぶ
遠く遠くへ遊びに行く
夜の高架を踏み越えて
世界の果てまで繋がった
真空の中を跳んでいく

メロンパンナの丸いかお
未来
月面
信じて欲しい
 
 

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