僕ら/西平よしゆき
ずっと待っていた。
君が来るのを。愛が泣くのを。
僕は今、満たされている。
永遠の時の中で、静かに眼を閉じてみる。
心の奥に見えるのはそう、君だけ。
ずっとずっと、独りぼっちだったんだ。
青い青い空の下で、僕は独り、泣いていた。泣いていたよ。
ありがとう。君がいる事で、僕は、僕以上の僕でいられる。
ただの強がりなんかじゃない。素直にそう思うんだ。
二人で歩いていこう。ほら、空が笑っているよ。
あのまんまるい太陽みたいに、僕ら、ずっとずっと、
暖かく、幸せな光を放ち、生きていこう。
何にでもなれるさ。
君の願いは何?心の奥から聞こえてくる、本当の願い。
全部、全部、叶えていこう。
今日の夢は明日の真実さ。
今日の夢は明日の真実さ。
僕ら、光に負けないスピードで、向かってる。
まだ見ぬ未来へ。あの暗闇が消えるまで。
風が呼んでいる。君の名を、僕の名を。
何だかとても、嬉しい気分だよ。
どこまでも行こう。
柔らかな陽射しが、いつも、僕らを優しく照らし出してくれているよ。
今日の夢は明日の真実さ。
戻る 編 削 Point(1)