猫とたんぽぽ再び&感動に関するまとまらない考察/佐々宝砂
先月私は「猫とたんぽぽ」と題した短い散文をここに投稿した。25ポイント入ったら消すとコメントに書いておいたところ25ポイントかっきり入ってしまったので削除した。私本人は、「猫とたんぽぽ」という私の散文を高く評価しない。書かれたことは事実ではあるが、私はウケをねらって書いたのだ。ウケをねらって書いたのだが、ウケるとなんだか気持ちが悪いのだ。削除された文書についてとやかく述べるのはよくないかもしれない。とりあえず全文を引用する。
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「猫とたんぽぽ」
私はめったに泣かないのだけれど、うちのチビ猫が玄関先でたんぽぽと並んでいるのを見たとき、ただそれだけで泣いたことがある。わーんと泣く
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