懺悔/そらいろ☆コゾウ
 
の、パソコンを壊すために



立ち上がったはずが



床に転げていた。



「止めて」「止めて」と叫ぶしか



出来ず



息が、出来なくなった。



逃げるために、目を開けても



開いてるのかわからなかった



名前を呼ばれ



鮮やかになった世界で私は



息を荒げていた



父は驚いた顔をして



すぐに嘲る様に、笑った。



私はしばらく泣いて



二人でドライブに行った。



喋ることなんて、なくて。





夜、パソコンの履歴をみた。



夏休みに行きたいといった



灯篭流しのお祭りと

ドライブコースが



検索されてた。




じっとりと

時間が肌に

溶けて



崩れた。
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