課題図書感想文 ぼくは勉強ができない/アイバ シュウ
ぼくは勉強ができない
山田詠美 著 を読んで
ぼくは勉強ができない
うん、僕もできない
別に困ったことはないような気がする
しいていえば
「この問題、わかる?」
と尋ねてきた彼女と
接近するきっかけを失っただけ
ぼくは勉強ができない
うん、僕もできない
別に困ったことはないような気がする
けれど僕は時田君のようにもてない
年上のモモコさんはおろか
隣のせきのトモコさんに話しかけるのさえ危なっかしい
あいつはいいんだよ、勉強ができなくても
なんて思ったりする
僕のとりえってさ
いったい何かな
って、そんなこと自分が決めるものでもないのだろうけれど
決めてくれる人がそばにいるわけじゃなし
いたとしても見出してもらえる保証もない
なんかね
なんだかんだいってもさ
夏、なんだよなあ・・・・・
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