■■■ 真夜中の冷蔵庫 ■■■/じゃんじゃっく
真夜中に起き抜け
冷蔵庫のドアを開け
冷気に顔をうずめる
烏龍茶を取り出し
顔の穴から一気に流し込んだ
胸が一気に冷たくなり
体が何かを訴え始める
夢を見た?
おれは誰だ?
何をしている?
数え切れない疑問も
答えきれない質問も
答えようのない愚問も
全部全部 のどの奥に流し込み
消化し捨ててしまおう
そのためにまた夢を見よう
ゆっくりベッドに滑り込み
君の顔を思い浮かべる
でもなぜか
思い出せずにあせり
想い耽ったり
そうして夜が更けていくのだ
朝が来るのを待っている
いつか明ける空を
いつしか明ける夜を
いつかは晴れる闇を
朝が来るのを待っている
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