突発即興詩会(7月31日深夜@会議室A)/ワタナベ
 
夏と秋の虫の声がまとめて降りそそぐ
ここは片田舎だった
白色の外灯はもう珍しいもので
誘われた蛾が
ジジジ、と
羽音をたてる
誰とも出会わないままで
一歩ずつ、闇の中を、
未熟な柿は
この前の大雨でだいぶ落ちてしまった
決して振り向かない
足元だけを向いてあるく

灰人/カイト [0:44:08]
いとちゃん

ああ綺麗だなーでもそれだけだなーと思ったけど最終連、さすが! 一気にむわっときたw

ワタナベ [0:47:09]
言葉の生まれる力としては梓さんのほうが上だけど 同じイメージが何度も出てくるね
灰人/カイト [0:4
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