〜詩とは歌とは、私という自我とは〜一読ください,一文字も動かせない詩を目指しております/syou
 
詩とは歌とは、私という自我とは
どこから生まれてくるのだろう

まるで雲のように、何もなかったはずのところから
表出と消滅を繰り返し、繰り返して

それはほんの刹那に出現する

私の歌が私の詩につつまれているとするならば
私の自我はおそらくその中に

だとしても、詩は私のどこから生じるのか

それが知りたくとも、知りえない
知りえないということを私は知っている
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