スノビズムの夜/atsuchan69
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ママは立ち上がり、(もう、まったく)と小声でつぶやいた
水色の帯をさっと解けば おお、ルノアールの絵画・・・・
ママは勇敢にもエロ政治家の腕をとり、がばっと抱きつく
「さぁ、あなたちも私に続きなさい!
そう言ってアケミの唇をむりやりに奪う
筋書き通り、戸惑うオネーちゃんの背後に金田満太郎、
そしていつの間にか唯野教授の姿もそこに
あっ! あ、ついにおっぱじめたママとアケミ。
・・・・が、相も変わらず難解な詩をひとり朗読している
すると携帯に着信が。 ――やむなく朗読を中断、
「もしもし、あー俺だけど
なんだユミ、この不良妻が。
オマエになら
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