白昼夢。/
狠志
ゆっくり、ゆっくり、眠りに就きそうな気分で。
想う気持ちは、本物だろうか。
眼鏡を外して、目を閉じて。
夢の中で、出会ったのかもしれない。
僕の手の届かないとこに、君は居て。
掴む事も出来ないのかも知れない。
意識が飛びそうな、中。
どこか心地よい、唄が聞こえた。
どうやら、失恋の唄のよう。
うっすら、目を開けた。
夏空が広がっていた。
あぁ、どこの空も変わらなく。
綺麗だ。
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