詩集・聖なるペギー/
生田 稔
しても
またそれは過ぎ去り
空しさがくるのです
私には家内が
彼女こそわたしの心で
あって欲しいのです
冷たいとと言われても
家内こそわたしにとって
すべてです
甘い午後
谷川俊太郎詩集
ふと閉じて
ポケットを探れば
183円
コロッケ105円
彼女は甘かったと言う
もう決して私には
いけないよ
梨の香り
ほのかに午後4時
ペギー&I
僕の妻は田舎娘のペギー
伊勢丹の地下の
サンドイッチ・スタンドで
いつまでもよねーと
泣くんだ
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