ドルイド谷垣の『新釈奴隷道!』 第一回/人間
 
という、有るまじき愚行を犯しました。
全く無礼の骨頂であります。
奴隷未満の分際で、未来の御主人様に無闇に恐怖感と驚きを与えてしまった罪は、万死に値します。

「御主人様の喜びが我が喜び」
この基本的且つ絶対的な奴隷根性なくして、奴隷を名乗る事は許されません。

醜い上に努力もしない人間は、その一生涯、誰の奴隷にも成る事は出来ないでしょう。
強いて言うならば、冷たい経済の奴隷として、安価に労働力を搾取される無内容な粗大ゴミに過ぎません。
そして、
「御主人様に全身全霊で御奉仕する」という”甘美なる至高の歓喜”を味わう事もなく死んでいくのでしょう。


日本初の奴隷学
[次のページ]
戻る   Point(3)