あ/青井 茜
 
明日こそは
逢えるかな なんて
甘い願い
 
 
(宛てがった鎖が
(妖しい色を放つから
(あやされる子供のように
(飴だけを舐めていた
 
 
明るい顔で
朝を迎えて
朱い頬に
温かな手を
 
 
 
誤って
殺めてしまった
 
 
 
暑い夏の日
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