ホメロス「オデュッセイア」メモ 5-6/hon
 
たのはナウシカア。アテネが怖れを払ったので、たじろがず彼に向き合う。
 オデュッセウスは穏やかな声で自分の苦難の旅を語り、ナウシカアに助けを乞う。
 ナウシカア、ここはパイエケス人の国であり、自分は王の娘だと自己紹介する。
 ナウシカアは騒ぐ女中たちを叱り、食べ物と飲み物と衣服を与えるように命じる。
 やがて体を清めたオデュッセウスの美丈夫ぶりに、ナウシカアは目を見張る。

(3) ナウシカア、オデュッセウスを町まで案内する
 ナウシカア「オデュッセウス、これからあなたを町まで案内します。
 しかし、住民に妙な噂をされたくないので、私たちより遅れて町に入ってください。
 町に入っ
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