遺書/北大路京介
 

 僕が死んでしまっても ずっと喪に服すことはない
君が幸せになるためなら すぐにでも忘れてください

もしも 君を幸せにしてくれる『いいひと』がいれば
僕の代わりに幸せにしてもらってください

 僕は 君の幸せを見守っているから
いつも 見守っているから

 命日ぐらいは 僕を思いだしてください
いつも 見守っているから
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