もう何も要らない/狩心
電源が切れそうな時代が 着信拒否を続けている
ぴーぴーぴー 「現在」 使われておりません。
切れ切れな断片が
物語になったとき
私は若さを失った なんつって、
わたしたちが「わたし」になったとき 葛藤が消えた ぴょーん。
なぜこんな虚無の世界に 情熱的な生物が居るのか とか言いながら、
<大人のような子供が 子供のような大人を批判している>
斜陽
誰も目を覚ましてはいけない時間に
誰も目を覚ましてはいけない場所で
言葉のない世界を求めた者たちが
感覚だけの世界に辿り着いた
しかしそれでも満足できなかった者たちが
感覚のない
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)