ぼくにとってきみはさいはて/こん
ぼくにとってきみは さいはて
とどかないとどかない どんなにおもっても
ひさしぶりにきみのゆめをみて
ふういんしていたみずうみのそこから
うすあおのあわがほこっとうかんできた
あいたい
ぼくはいまだにまいご
たどりつけないみちをいつまでもあるいて
すこしつよくなったとおもうとまた
よるべないきもちになって
かみさまのかわりにきみをおもう
ねえ
だれのこころのちゅうしんにもならないで
いきてゆくのはほねがおれるね
いつでもわすれていつでもわすれられてゆく
それはぼくがのぞんでいるからだろうけど
つながらないしなぷすがかってにびじゃくな
でんりゅうでふるえてる
るるるん
すごくとおいんだ
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