ホメロス「オデュッセイア」メモ 1-2/hon
ロイア戦争が終結して十年。オデュッセウスは故郷イタケに帰国できないでいる。
オデュッセウスはオギュギエの島の女神カリュプソの所に引き止められていた。
カリュプソの許へはヘルメスを、イタケの島へはアテネを遣わすことになる。
(2) 驕慢な求婚者たち、オデュッセウスの屋敷を荒らしている
アテネは賢者メンテスに扮して、イタケの国のオデュッセウスの屋敷を訪れる。
屋敷では、求婚者たちが食事・酒・遊びの宴に興じている。
テレマコス、メンテスを屋敷に案内し、騒がしい求婚者から離れた席でもてなす。
メンテスは、ラエルテス翁の旧友と自己紹介し、この騒ぎは何事かと問う。
テレマコス
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