オコーネルの唄/那津
 
その日僕は水溜りを歩いた
誰かの言葉でもう世界を見上げたり
水分を求めたりするのは止めようとしたんだけど
やっぱり僕は水溜りを歩いた
兄の居る戦争地帯へと
手紙を携えて

詩人よ戦う事が成長する事なら
僕の中に入って
世界の唄なんて歌いたくないよって
そう思ってるのに
やっぱりどうでもいい笑顔で
生きないで欲しい









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