ごしきの短冊/
Rin K
短冊の白まぶしくて愛の字を書けないままに無地で結んだ
黄色がいい君が選んだ一枚は願いじゃなくて歌をつづろう
霧雨に耐える紙縒(こより)が話さない青の祈りは「海にあいたい」
さらさらと揺れるささのは赤が映え垣間見えるは約束の言
君という星包み込む生命でいたいから僕はみどりを選ぶ
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