moldy nose/mott
14才くらいの時の日記より
さっぱり意味がわかりません。ほんとにあたしが書いたのかな?
さっぱりわからなくなってしまった今が幸せか不幸せなのかは、
よくわかりません。でももうあの頃には戻りたくないのはたしかですが、
その頃のあたしに。おとなもけっこうたいへんです
うすい膜でできたこころはいつからか少しづつ少しづつあるとことが透けてきてまた少しづつ少しづつ浸透してくるものは当人にも分かれません。むかし理科の時間にならった目にみえない程のあなが空いているという、でも確かにそれは固形物をとおすことのない一枚をすり抜けていくもの。何が何だけをとおすのかは忘れてしまったけれどそんなことを思い出します。
こころが大事なひとはそんなにひとではありません。
言葉を持っているひとがこころだということはありません。
言葉はこころからうまれない。今、わたしの言葉はのうみそそのものです。何も考えないことにも慣れた。
こころも分けてあげれない。
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