し/相良ゆう
 












し は 詩 です。

わたしのなかのわだかまり

みんな 昇華して 消化して くれるもの











詩 は 視 です。

わたしのなかのみえないもの

みんな 照明して 証明して くれるもの











視 は 始 です。

わたしのなかのできごとは

みんな 視覚して 自覚して はじまるもの











始 は 死 です。

わたしのなかにあるすべて

みんな 生誕して 終焉して しまうもの




















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