面白人生講話(5)/生田 稔
であったので、入りたかったのだが、受験当日その大学のトイレに、入ったところ、その大学のひどい悪口が、そこの学生と思われるものによって書かれていた。自分の学校に誇りをもてない人たちのいる学校、大したことないなとがっくりして、入学しなかった。思い出しても、そんなことしないでトイレの落書きなど気にしないで入っといたら良かった。
問題は全文がこの幸福論の文章だけというもので、殆んど暗記に近いその文章解くのは簡単至極、割り当ての半分の時間で出来上がり、呆れる人たちを尻目に、教室を出た。
だから、幸福論の与えてくれたその幸福に従えばよかった。
2.ラッセル卿は清潔な快楽主義者になることを教えた。エピ
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