『星』/しろいぬ
星が彼方へ流れてって
眼を閉じて僕ら何を願う
いつか見た夢忘れかけて
うなだれて今日も歩いてくの
ねぇ
繰り返す毎日の中に
昔見たあの星は無いよ
同じよな太陽が沈み
他人任せに満ちる満月
遠くに見える一筋の光
眺めるだけでそれでいいの
ねぇ
星が彼方へ流れてって
見送った僕ら涙流す
夜を切り裂く星の尻尾
手を伸ばす彼ら駆けていくの
星が彼方に流れてって
目を閉じて僕ら何を願う
いつか見た夢思い出して
追い掛けて明日へ走りだすの
繰り返す毎日の中に
昔見たあの星は無いよ
尾を引いて流れる光
いつか祈ったあの日の
願い
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