孤独/kei99
 
いた

僕は一人だった





僕がたたずんでた世界は

きっとどっか変だった

だってそうだろう?

吐息が白いのに

僕は暑くてたまらなかった

体はまるで50度位で

心臓は針を振り切ってた

握りしめた拳は

空を切り

やがて

自分を切った





今でもたまに襲い掛かる

僕のこの身を捧げろと

誰かの目が

そう訴えるんだ

僕はまた一人だ

ただただ

たたずむんだ

手に力を込めて
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