わざと/
構造
わざと伝わらない方法でひとびとに
なんらかの事柄を宣言したうえで
わざと絶望してわざと孤独のうえにのぼる
たとえば月をそれまでとはちがった
何かとしてうったえようとする。
そしてそこに
わざとらしいものをのこしたうえで
誰かがそれをかがやきと誤認するのを
延々と待ち続ける
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