歓喜と悲哀に/秋桜
 

喜びを悲哀に吸われ
その中で戸惑う心と変わらぬ顔


「おめでとう」
言葉が重くのしかかる
笑顔で返せぬ弱った我が身


無理をして笑顔を浮かべ悔しがる
風呂場で流す涙と疲れ


明日には笑えるように
今日だけは悲嘆に暮れて眠りにおちる



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