世界を知るには少し早い 会いたい日には明方の唄/那津
明方に良い歌が思いついた
それでちょっと口ずさんでみたよ
あなたの様に感覚的で、一番盛り上がる部分で気持ちが昂ぶるような
そんな歌では無かったけれど
私が創ったにしては
良い歌だと
思ったの
野良猫が座っていてそこだけあったかそうだった
よく見ると近くに柴犬がいて
あなたみたいな男の子が2人来て
「太郎、太郎」
だって
私、その風景があまりにも気持ちよくて
たぶん、いままでに無いくらいゆるい笑顔だったと思う
あの犬の名前は知っているよ
あなたが教えてくれたからね
「ねぇ、あの
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