晴れた日/春日野佐秀
 
それはとても晴れた日で
未来なんていらないと思った
変わるって
なんて残酷なことなんだろう、と
泣くことさえできないなんて

涙は枯れてしまったの
子供の時に泣きすぎて

未来なんていらないと思った
あなたを忘れられない
今日は晴れた日

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