愛らしい鳥/小太郎
 
時に感情の起伏は
生活をうまくこなす一番の邪魔者になる
現実と想いは結構いつも一致しなくて
だからできる限り叫ぼうとするけれど

感情の起伏が収まると

叫びは気の迷いだと収束させてしまう
まわりに存在するものに対して 気づかない振りをしてはいけない
僕たちの周りには綺麗な花も
愛らしい鳥の姿も
諦めを促してくれるのに十分な広さの海も
思いを馳せる空も ある
現状がベストではない
一時的な今の状況に疑問があるのなら

疑問のほうが真実

憧れを集める人達は
納得のいかない事をそのままにして暮らしてはいない きっと
昂ぶった気分の時が自分自身

起伏を抑え
[次のページ]
戻る   Point(1)