告白の前日/愛心
傷つけたくありません。
だから
この『想い』は、心に、秘めることに決めました。
貴方の私に対する『想い』
私の貴方に対する『想い』
全く違うものだと知っているから。
何も言わずに、このままでいようと思いました。
うそつき。ホントは一緒になりたいくせに。
傷つけたくないんじゃない。自分が傷つきたくないだけ。
違う!
違わない。逃げてるだけ。何にもやってないくせに。
やったもん!友達になった。仲良くなった。
想いも伝えられずにいて、ホントにいいの?
もし、彼に恋人がいても、許せるの?
仲良くできるの?
・・・・・ぃや。嫌だ!本気なんだもの。大好きなんだもの。
なら頑張ってみれば?一歩近づいてみたら?
――――――――――ん。
翌日、私は貴方に、想いを一言書いた手紙を渡しました。
貴方は照れ笑いしながら、耳元で、小さな声で、返事をしてくれました。
「俺も・・・・・・」
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