街がって/捨て彦
 
おふぇるよ
幕が垂れ下がる おれの 目の目の前に
耐えられる が物事の主流になる 分け前を与えられない
流れに任せて 今 だらだらと歩きまわる 街 ただひとつのマッチが午後
おお 傘がまわる くるくる リソースがもとから間違ってる予感 予感EYE

さかなへんを間違えている 橋を渡る それが分かっている柔道の基本を覚えつくす
土曜日のそれはまさにちょい違う的委員会による夜を装う二人が寄り添うそうるだけ遅い夜
それは違う
時間が若干の邪悪を引き連れてがなりあう 語感が浪曲をわけ隔てる
たわわに踊り狂う以前の妄想を呼び出した刃渡り二十センチ
まぁいいや あざといやとさかなへんを間
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