砂流/ae96
 





「砂流」

       

       可憐にゆれる空の下

         あまりにも

        子守唄のような

         風の声に

          笑う俺たち。

       
       
          時を分解し 

          ありとあらゆる

          神秘的なネジや歯車を

          どこか おもいつくかぎりの 

          とおくまで

          ちからいっぱい

          
[次のページ]
戻る   Point(2)