面白人生講話/生田 稔
 


ろう。トルストイのそれ武者小路実篤の人生論、亀井勝一郎の著などもよんでは見たが、

老いて白髪、今度は俺の書く番だ。
 
 書き出してから十分がたつ、あと五十分、やつっけよう。

本を読んだ数ぐらいが俺の自慢できることぐらい、その他っていえば、色の白いことと、

背は高からず低からずてことかな。だけど、さてさて何を書く。もう詰まってしまった。

 さらに5分が経つ。人生講話だから読んでいただいた方には益をってことになる.わたし

はある時期は本を読むてことは字や表現に巧みになることと考えていた、いやそれで結

構。

では結婚と恋愛ということを、ちょっくり話
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