詩の箱/吉岡ペペロ
 
あしたは

会社にあたらしく導入するシステムの

最終の打ち合わせだった

今夜は

行政がしている工業会の会合だった

おとといは

突然のトラブルで

それに対処する資料づくりで徹夜だった

スケジュールで手帳は埋まっている

関係先の方が亡くなられ

いま、東京に向かっている


雨でできた小さな川に浮かぶ

ぼくは渇いた木の葉のようだ

でも、なにかに詩を感じたら

それを留めておく箱をつくる

井上靖さんの、これは影響だ


あしたは

会社にあたらしく導入するシステムの

最終の打ち合わせだった

今夜は

行政がしている工業会の会合だった

おとといは

突然のトラブルで

それに対処する資料づくりで徹夜だった

スケジュールで手帳は埋まっている

関係先の方が亡くなられ

いま、東京に向かっている
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