声/
海月
の息の根を止めてしまえば、楽になれるのに
誰かに助けを求めても
誰しもが自分の事で精一杯なんだ
崩れかけの積み木
誰かが扉を開ければ
全てが無に還る
君は開けてくれるでしょうか?
僕の心の扉を開けてくれるでしょうか?
そして、僕の亡骸を見送っていく
誰かの犠牲に成り立つ世界の法則
いつも犠牲に成るのは僕らだった
だから、今回は僕が最後を迎える
闇は静かに染まりあがっていく
希望の光の裏側に絶望を残して
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