黒い旅路(七)/信天翁
 
         散策の道すがら
春の嵐がしきりと猫背に纏わりつく
      普段寂しい公園広場は
        活きかえっていた
    絶え間ない風の子の喚声で

  ミレニアムを担うこどもたちょ
      いまわたしが木陰から
    あんたたちにみとれている
      そのわけは・・・・・
     きっとわかるだろうねぇ
 いつか その日 その時がきたら


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