濁音氏の批評C" より/リーフレイン
 
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葬列の中に見る生の祝祭と、その列にまだ入ることができないが、何かを感じる自分。 そして、生のための詩を書けという激励の批評であった。

葬列は”死を通しての生”を記述することの例示であったのだと思うが、きっかけを受けて記憶をたどってしまった。葬列の意味合いについて書いてみようかと思う。
 
 既に鬼籍にある実家の父の葬式で、自分は泣いていた。泣いて、泣いて、泣いて、本当にどうしようもないほどにハイになり、なぜ父が今逝ってしまうのかと憤りやら、最後に間に合うことができなかった後悔やら、背骨を
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